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舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ 振り返って

刀ステ慈伝の大千秋楽が終わり、数日が経ちました。

未だ僕の中では刀ステ慈伝がまだ終わってないような感覚がふわふわしていて、でももうあの舞台の上に立ってないという事実がなんとも言えない哀しい気持ちにもなります。

 

この振り返りブログを書き終われば、終わったという実感が湧いてくるのかな。

 

 

 

たぶん、かなり長くなるのでお時間ある時に一読頂けると幸いです。

 

あと、想いをつらつらと書いているので誤字脱字等、そして、とりとめのない文章になっていると思いますがご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台『刀剣乱舞』慈伝日日の葉よ散るらむ

振り返って。

 

 

 

 

舞台『刀剣乱舞』に出演するのは

 

虚伝初演

虚伝再演

義伝

外伝

ジョ伝

悲伝

 

に続き

 

慈伝で7作目。

 

 

思い返せば

全てに出陣しているのはまんばちゃんだけとなりました。

 

 

初出陣から三年。

 

そこから

舞台『刀剣乱舞』の物語、

山姥切国広と三日月宗近の物語が始まり

 

 

悲伝で三日月と別れ

 

 

慈伝に至りました。

 

 

そこまでに

 

様々な刀剣男士達の物語を見届けてきました。

 

 

そこから得た数々のもの、

想いを受け取りここまで来た。

 

舞台『刀剣乱舞』に出陣した231という数字。

 

その数字は自分にとって誇りでもありプレッシャーの数でもあり

喜怒哀楽全ての感情がこの231という数字の中にありました。

 

 

 

山姥切国広。

 

 

彼と出会い

彼を演じていく上で、彼の成長と共に

俳優荒牧慶彦も成長できました。

 

山姥切国広に出会えて良かった。

 

演じる度にそう思えるかけがえのない存在。

 

 

 

そんな山姥切国広と

 

 

 

山姥切長義。

 

 

 

 

二振りの物語がぶつかるところが今作となりました。

 

 

 

 

悲伝を終えた後の慈伝。

 

 

 

悲しみの後の慈しみ。

 

 

 

 

今作で、ジョ伝ぶりの

刀ステの座長を務めることになりました。

 

『座長』

 

この言葉の重みはすごくあって。

 

ひろきくんがしっかりと築きあげ引っ張ってきて

絶対的な存在で皆の支えになっていた三日月宗近。

 

ジョ伝の時にも思いましたが

 

俺がそこのポジションになれるのか。

すごく不安でした。

 

 

しかも今作はかつてないほどの刀剣男士の出陣数。

 

合計22振り。

しかも初めましての人が半数ほど。

そんな大人数をまとめきれるのかとても心配でした。

そして60公演という長丁場。

 

人数が多いゆえに体調を崩したり怪我をしたりで公演に影響が出ないかどうか

大千秋楽を全員で笑顔で迎えるというのは実はなかなか難しいこと。

当たり前であって当たり前じゃない。

 

 

 

自分は『刀剣乱舞』を背負いきれるのか。

 

 

そんな問いかけが稽古が始まる前から胸の中にありました。

 

でもジョ伝のメンバーも多かったし

何より隣に和田雅成がいてくれる。

 

まーしーとの付き合いももう長くなってきて

刀剣乱舞でもそのほかの作品でも

お互い切磋琢磨しながらやってきました。

 

彼がいるという安心感は自分が座長を務める上でなによりも支えとなりました

 

ライブビューイングでも言ったんですが、ここでも改めて。

 

まーしー、本当にありがとう。

 

刀ステにおいてのまんばちゃんと長谷部との関係性のように、今までもこれからも友達として、仲間として、戦友としてライバルとして

いつかまた刀剣乱舞の世界でもそうでなくても

共演したいな。

 

 

 

 

ここからは今作の慈伝のお話。

 

 

特命調査聚楽亭後の

山姥切国広の本歌、山姥切長義が配属されてきたお話。

 

 

 

「今までの刀ステとはちょっとテイストが変わるよ」

 

 

そんな事を稽古始まる前から末満さんから聞いていました。

 

 

 

ほほう、なるほど。

 

テイストが変わるってどうなるんだろう…?

 

 

 

そう気になっていざ台本を読んでみると…

 

 

台本を読んでいるだけでも笑いが込み上げてくるほど

笑いの要素が強い物語となっていました。

 

 

 

「なにこれめちゃくちゃ面白い!確かに今までの刀ステとは全く違うテイストだけど

これはお客さんびっくりするだろうなぁ」

 

なんて思いながら早くこの物語をみなさんに観てもらいたいなぁとワクワクしました。

 

 

 

僕はエーステ春公演があり、稽古に合流するのが遅くなってしまったんですが

 

その間、まーしーを始め、みんながまとまってくれていたお陰で

すんなりと稽古を合わせることができて本当に助かりました。

 

 

この話はテンポが大事。

個人で生み出す笑いではなく

全体でのチームワークが最も重要なものだと

皆で共有して

 

尚且つ自分達が楽しみながらやらなければ楽しさは伝わらないと思いました。

 

山姥切長義と山姥切国広を出会わせないよう奮闘することによって巻き込まれて生まれる笑い。

 

長谷部や同田貫がすごく良い味を出してくれましたね。

 

俺も長谷部側のようにしっちゃかめっちゃかしたかったなぁなんて羨ましく思ってました。笑

 

 

 

 

 

 

山姥切長義。

 

 

まんばちゃんを語る上でとても重要な存在。

 

 

山姥切国広の元となった刀。

 

その写しでありながら国広第一の傑作の山姥切国広。

 

 

山姥切長義と山姥切国広の関係って、

調べれば調べるほど謎が深まるというか

 

すごく奇妙な関係ですよね。

 

ただ単に「本歌」と『写し」の関係じゃない。

 

 

山姥切伝説の逸話はどちらにもあり、

色々な説がある。

 

 

どっちから先に「山姥切」という号がついたのか

わからない。

 

 

とはいえどちらも伯仲の出来であり

 

素晴らしい刀。

お互いがお互いのことを切っても離せない関係。

 

この二振りの関係性ってなんなんだろ。

 

とずっと思っています。

 

 

一つ言えるのは

どちらも大好きな刀です。

 

 

 

 

 

 

そんな長義が刀ステ本丸にやってきてさあ大変。

 

悲伝を終え後悔と自責の念で塞ぎこんでいたまんばちゃんに長義を会わせまいとする長谷部達。

 

長谷部達は優しいなぁ。

 

ジョ伝での苦難を乗り越えきた戦友達。

 

だからこそまんばちゃんを認めてくれているし気にかけてくれている。

 

暖かいなぁ。

 

 

そんなこんなでドタバタしている刀ステ本丸。

一公演一公演、ほんとに楽しかった。

 

自分達が演じることによって笑ってくれるお客さん。

お客さん一人一人の笑顔がほんとに嬉しくて楽しくて

毎公演充実してました。

 

 

今作で修行へと旅立ったまんばちゃん。

 

 

より強くなるための旅。

迷いを晴らすための旅。

 

 

『月を照らす陽の光のように』

 

刀ステ虚伝のとき

三日月に言われた言葉。

 

きっとこの言葉がまんばちゃんを強くしてきた。

 

思えば三日月は常にまんばちゃんを導いてくれていた。

影で助けてくれていた。

 

虚伝でも

義伝でも

ジョ伝でも

悲伝でも。

 

今回の慈伝でも

修行への決意の後押しをしてくれたのは三日月。

 

義伝で拾っていたどんぐりは

皆が旅に出るときのお守りを集めていたんだ。

そのどんぐりを

まんばちゃんに渡すために五虎退に託していた。

 

いなくなっても

心は茲(ここ)に。

 

 

故の慈伝。

 

 

くそじじい。

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

刀ステ231公演。

 

 

ここまで応援してくださった全ての皆様。

 

本当にありがとうございます。

 

 

ここでまんばちゃんは修行へと旅立ちましたが

必ず主の元に戻ります。

 

より強くなって。

 

 

 

だから。

 

 

 

 

待っていて下さい。

行ってくる。

 

また、いつぞや。

 

 

 

 

 

公演期間中に頂いたお手紙、色紙、プレゼント。

全て受け取りました!

 

お手紙、色紙は一通一通目を通させていただきます。

 

プレゼントは大切に使わせて頂きますね。

 

 

 

 

かけがえのない時間と経験をくれた

舞台『刀剣乱舞』

 

 

本当に本当に

 

 

ありがとうございました!!!