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舞台「憂国のモリアーティ」振り返って

 

 

舞台「憂国のモリアーティ」が終わり、2週間ちょっと。

 

振り返りブログを書こうと思ってはいたんですが

リアフェ稽古、本番。

能楽男師稽古。

イベント殺陣稽古。

法廷の王様。

 

などなど

なかなか時間が取れず、今日まで至ってしまいました。

 

でもちょっとずつ書いてきたので、

ようやくブログに載せられそうです(^^)

 

 

数日に渡って少しずつ書いたので

文が支離滅裂になっていることもあるかと思いますが

ご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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舞台「憂国のモリアーティ」振り返って

 

 

 

 

 

まず、僕が「憂国のモリアーティ」という作品を知ったのは実は舞台のお話が来た時ではありませんでした。

 

 

 

 

 

「何か面白い漫画ある??」

 

 

 

 

俳優同士でよくこんな話題が出るんですが

その時に、「俺は今、憂国のモリアーティっていうのにハマってる」

と言う俳優がいました。

 

 

その時に

『憂国のモリアーティ』を知ることになりました。

 

 

シャーロックホームズの宿敵。

ジェームズ・モリアーティ視点の漫画。

 

 

 

シャーロックホームズの話や

モチーフにした漫画はいくつか目にしたことはあるけれど

 

ジェームズ・モリアーティを主軸に描くというのは自分の中では新しく感じたので

 

 

 

「いつか読んでみよっと」

 

 

 

 

そんな思いでいたのですが

 

割とすぐ後に自分がその作品の主役を担うことになるとは思ってもみませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

作品のお話が来た時、

 

既にミュージカル化されることは知っていたので驚きました。

 

 

 

 

「ミュージカル」と「ステージ」での展開。

 

 

これを聞いた時、どう表現するんだろうと疑問に思いました。

 

原作のストーリーが確立している。

オリジナルストーリーを描かない限り、

「ミュージカル」も「ステージ」も

同じ話をすることになりかねない。

 

 

 

それってすごく難しいことだなぁ

 

 

なんて思っていました。

 

 

 

でも同時に面白い試みでもあるな、とも思っていました。

 

 

 

敢えて同じストーリーを「ミュージカル」と「ステージ」全く別の手法で描くことによって

 

 

 

 

より「憂国のモリアーティ」の魅力の幅を拡げることが出来るのではないか。

 

 

 

そしてなにより

原作の「憂国のモリアーティ」が面白いからこそ

 

ウィリアムをやってみたい!

 

という想いもあり、やらせて頂けることに。

 

 

 

 

ウィリアムの純粋な想いからの捻じ曲がった思想。

醸し出すカリスマ性。

冷酷だけど優しさのある人柄。

そして狂気。

 

 

それを巧く表現出来るかは役者としてやり甲斐があるなと思っていました。

 

 

 

 

他の配役では

 

きたむー、せてぃ、勇歩、きみちゃん、じょうじくん、銀河。

と、知っている俳優達だから、信頼できるみんなだからこそ自分は真ん中でどしっと構えていれば大丈夫かな、

なんて安心感がありました。

 

 

耀士郎は今作で初めましてだったんですが

ものすごく良いやつで、周りをよく見てるし面白いしで耀士郎がルイスで本当に良かったと思いました。

 

 

 

 

そしてなにより。

 

 

演出の西田大輔さん。

 

 

 

周りの俳優達が口を揃えて

 

「西田さんは天才だ」

 

なんて言っていたので

西田さんとはずっとご一緒したいな、とは思っていました。

でもタイミングが合わず中々ご一緒には出来なかったのですが

満を辞してご一緒出来ることに。

 

 

 

これもまたすごく嬉しかったです。

 

 

 

 

 

稽古が始まり、

 

西田さんの発想力に驚かされっぱなしでした。

 

それを実行できるかは置いておいて、

ポンポン出てくるアイディアの波。

 

よくそんなことが思いつくな、、、

 

と何回思ったかわかりません。

 

 

 

そして何よりも、

西田さんのアイディアを具現化するために

支えているサブキャストの皆さんには脱帽でした。

 

 

階段、テーブル、パネルの動かし等。

 

特殊なスキルが求められるものを

やってのける彼らがいたから

今回の舞台「憂国のモリアーティ」は素敵なものになりました。

 

本当に素晴らしいの一言です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の理想のために、世を良くするために

 

悪の道を往くウィリアム。

 

 

 

自己犠牲からなる曲がった正義。

 

 

でも確固たる信念を持つウィリアムは僕は大好きです。

 

 

そういうウィリアムのカリスマ性や狂気をどう表現するのか、

 

淡々と演じるだけでは

ただただ無機質になってしまうのではないか。

 

そう考えたので

原作よりウィリアムの葛藤や狂気性を多少誇張することにしました。

 

 

 

 

人と接する時は穏やかに。

 

しかし自分の信念や思想を話す時は

狂気を感じられるように。

 

 

 

 

 

今回、ホームズとの出会い、対決が描かれなかったのは残念ですが

 

その分兄弟の絆を描くことが出来、

僕が原作で好きな「ジェームズ・ボンド」の話が出来て

とても楽しかったです。

 

殺陣も少しながらやることができて、

活き活きしてたと思います。笑

 

 

 

やはり殺陣は楽しいですね。

 

 

 

 

 

しかし初日は本当に疲れました!

 

 

セリフ量もさることながら、

 

ウィリアム自身が考えていることが多すぎて

 

僕も演じながら色々と思考をしていたら

 

初日が終わる頃には頭が働かなくなっていました。笑

 

 

公演後はボーッとするくらい頭を使う舞台。

 

そういうものもまた楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで。

 

 

 

舞台「憂国のモリアーティ」

 

全19公演

無事に終えることが出来ました。

 

 

劇場に足を運んでくださった皆様。

 

応援してくださった方々。

 

 

 

本当にありがとうございました!!

 

 

 

プレゼント、お手紙、色紙等も

たくさんたくさんありがとうございました!!!

 

 

 

プレゼントは大切に使わせていただきますね(´∀`)

 

お手紙等は全て目を通させて頂きました。

 

公演期間中も時間が許す限り読んだのですが

とても励みになりました( ̄∀ ̄)

 

皆さんの思い、届いています。

 

 

 

今後、ミュージカルの方は次の上演が決定していて

アニメ化も発表されている「憂国のモリアーティ」

 

 

きっとこれからもっと盛り上がりを見せるんだろうなぁ。

 

 

舞台の方ももし次があるならぜひやらせて頂きたいものです。

 

 

 

ホームズと推理対決とかしたいなぁなんて個人的に思っております。

 

 

 

 

ミュージカル版も予定が合えば観に行きたいです。

 

しょうごくんのウィリアムは俺とはどう違うのか。

 

 

そういう楽しみ方も

「ミュージカル」と「ステージ」が分けられている醍醐味ですね(`・∀・´)

 

 

 

 

 

 

モリアーティ兄弟。

 

 

 

 

ホームズと。

 

 

 

 

マスカレードのウィル。

 

 

 

 

モリアーティ陣営。

 

 

マイクロフト・ホームズと。

 

舞台「憂国のモリアーティ」カンパニー。

 

 

 

ウィリアム。

 

 

本当に、

モリステ楽しかったな(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

さ。

 

 

 

この後もお仕事が目白押し。

 

 

これからもたくさんたくさん頑張ろう。

 

 

 

一緒に、色々なものを楽しみましょうね(´∀`)

 

 

体調には気をつけてくださいね。

 

手洗いうがい、消毒。

忘れないように!(´ω`)

 

 

 

 

ではー!!